【2024年】これからIT業界に就職・転職するメリット5選

IT業界メリット IT

IT業界への転職ブームに乗り遅れてしまった…。」そう思っている転職希望者の方も多いと思います。

「IT分野について」、経済産業省が発表していることで「2030年には約79万人、不足する」と予測されいます。2023年に巻き起こったIT業界への転職ですが、2024年ではどうなるのか気になる方もいますよね。

シンプルに一言、「是非、転職してください。

IT業界では常に人手不足と言っても過言ではありません。実際にindeedでも、中途採用や転職を募集しているのはほとんど、IT業界です。もし、これからIT業界への転職を考えている方がいましたら、好機でしょう。この記事では「これから IT業界へ転職する方のメリット」「2024年に転職を目指すメリット」を大きく5つに絞って解説していきます。

IT業界とは

it-media

IT業界といっても、さまざまな業種があります。
人々の目に見える分野から、見えない分野とIT業界は、想像以上に奥が深いです。

それらを解説するためにも、大きく分けて「情報サービス」「Webサービス」「通信サービス」この3つに分類されます。

情報サービス

まず「情報サービス」とは、企業で使われるシステム構築や運用を行う業種です。

これをさらに細かく分類すると、「ハードウェア」「ソフトウェア」「情報処理」の3つになります。

ハードウェア業界

ハードウェア

ハードウェア業界は、皆さんの一番身近にある、パソコン(PC)やスマートフォンの本体や周辺機器のことを指します。

プログラマーシステムエンジニア(SE)ネットワークエンジニア(NE)などの職種もハードウェア業界に含まれます。

日本では、2000年代からずっと人材不足が起きている業界です。
技術は進歩し続けるが、人手不足は解消されない。それにより、IT業界は「ブラック」とレッテルを貼られたといえるでしょう。

しかし、2019年から始まった「働き方改革」によりIT業界のブラック要素は一掃されました。

会社と個人が直接契約する「業務委託契約」という働き方や、出社時間を自由に決められる「フレックス制度」など働きやすい業種へと変貌を遂げました。

なので、昔のエンジニアへの「ブラック」なイメージは無いと言えるでしょう。
IT知識がない方でも転職しやすい業界なので、おすすめです。

ソフトウェア

ソフトウェア業界は、パソコンやスマートフォン本体を実際に機能させるオープンソース(OS)やアプリケーションの開発を指します。

職名でいうと、アプリ開発やOSを開発するソフトウェアエンジニアや、ロボットや電子機器に組み込まれるシステムを開発する組み込みエンジニアなどが含まれます。

ソフトウェアエンジニアは、多くの人が日々使っているアプリなどを開発する分野なので、IT業界の中でも花形といえます。

しかし、花形とは裏腹に日々進化し続け、流行り廃りのある業界です。
新しい情報や技術などに好奇心がくすぐられる様な人だと、長続きする楽しい業界です。

情報処理

情報処理業界は、上記の「ハードウェア」や「ソフトウェア」を駆使して、企業向けのシステム開発・運用・保守を行う業界です。

IT業界初心者の方が一番転職する業界でもあります。

主に使われる職名が、システムインテグレータ(SI)と呼ばれ、その他に企業の経営や業務上の問題をITの力で解決するITコンサルタント、企業向けに開発されたソフトウェアの販売・運用・保守などを行うセールスエンジニアなどが含まれます。

元々営業職をしていて、もっと時代にあった商材を扱いたいと思う方などには、セールスエンジニアはおすすめです。まさに時代にあった商材で、インセンティブで稼ぎやすい職種といえます。

Webサービス

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Webサービス業界では主に、ホームページWebアプリなど、インターネットを経由して提供されるサービスのこと指します。パソコンやスマートフォンの普及によりできた、比較的若い業界です。

主に職種でいうと、WebデザイナーWebマーケターWebコーダーなどがあります。

Webサービス業界は、通信速度の向上により急成長した業界で、初心者の方でも転職しやすい業界です。

ですが、非常に移り変わりの激しい業界ですので、企業選びは慎重におこなってもらうのが良いです。
なぜかというと、人の興味関心が基盤となる業界だからです。だからこそ、常に挑戦が必要です。企業としても挑戦するのに戸惑っていては、現状維持は愚か成長もしません。自分も常に成長しながら、挑戦していきたい人におすすめの業界です。

通信サービス

通信業界

通信業界は、21世紀には欠かせないものになりました。インターネット電話Wi-Fiなどの通信インフラのことを指します。具体的にはNTTやKDDIなどの通信企業が提供する固定通信・移動体通信、インターネットサービスプロバイダー(ISP)などがあります。

サーバーサイドエンジニアネットワークエンジニアインフラエンジニアなどのITに部類するエンジニアが代表的な職種です。

ITの成長には絶対的に欠かせない仕事です。
今後もIT業界を支えていく通信業界ですので、給与面が非常に良く、人手不足ということもあり転職しやすい業種です。

IT業界へ就職・転職するメリット 5選

5選

上記で解説した通り、人手不足が深刻化しているIT業界ですが、2024年のこれからIT業界へ就職・転職するメリットは何があるのでしょうか。

ここからは、IT業界へ就職・転職するメリットをわかりやすく5つに絞って解説していきます。

もし、IT業界への就職・転職を考えている方がいるのでしたら、是非参考にしてください。

1. 成長市場であり、高収入を狙える

高収入

世界規模で経済の移り変わりが激しい現代において、最も無くならない業界なのがIT業界といわれています。IT業界の中でも変化のスピードが早く、流行り廃りがあるのは間違いありません。しかし、10年後・20年後も失業の心配をすることなく、安定的な収入を得られる。それがIT業界です。

その理由は、他の業界との親和性が非常に強く、あらゆる分野でIT技術の導入が進んでいます。例えば、金融、物流、不動産とこれからのあり続ける業界などです。さらに、近年大流行している仮想通貨やAI、ビックデータなどの新しい技術の発展により、IT業界全体の市場が今後も拡大していくことが見込まれます。実際にWeb業界は著しい成長を遂げています。

web-成長引用元:【業界研究】IT業界地図が一目でわかる!5つの種類と職種、年収

そのため、他の業界と比べてもIT企業の収入面は高い傾向にあります。IT企業がどうしてそこまで、技術者に給与を渡すのかというと、「ITスキルを持つ人材の市場価値が高い」からです。

2023年に巻き起こったIT業界への転職ブームに乗り遅れたからといって、悲観しなくても大丈夫です。まだまだ成長し続ける業界ですので、就職・転職を考えているのであれば、選択肢の一つとして考えても損はないはずです。

2. 柔軟な働き方を企業が推進している

自由

基本的にIT業界で必要とされる仕事道具が、ネット環境とパソコンなので、それさえ揃っていればどこでも仕事ができます。特にWeb業界では、ノマドワーク在宅ワークなど自分に合った働き方を企業自ら推進しているところも多く、ワークライフバランスが取りやすい業界です。Web関連以外にも、IT業界では働きやすい環境を創っていってます。

人生には働き方を変えなくてはいけない、ライフイベントが多くあります。例えば、出産や育児など仕事と家庭を両立するのが難しい場面があります。会社に気まずいながら、育休の申請を出したり、退職する必要はIT業界ではほとんど、ありません。ライフイベントとの両立をいかに上手くやるか、ほとんどの会社が一緒に考えてくれます。

なので、「これから子供のことを考えると、働きにくいな。」と考えている方がいるのであれば、IT業界は非常におすすめです。転職により、働きやすくなり、ライフイベントごとに会社に気を使わなくて済みます。

3. 専門スキルが身に付く

技術

日本には昔から「手に職をつける」という文化があります。それにより日本は、飛躍的経済成長を遂げることができました。ですが、大量生産が当たり前となった21世紀では、通用しなくなりつつあります。

しかし、IT知識は業界問わず世界中で通用する技術です。プログラミングやIT知識、スキルを持つ人材は様々な業界の企業が求めています。その理由は、企業HPの管理や顧客の管理など、マーケティングから会社運営まで全てのことに精通しているからです。

AIなどの成長も考えると、今後まだまだ伸びていくことが予想されます。これからプログラミングを身につける、IT知識を身につけるのには遅くありません。就職・転職を考えているのでしたら、今から学習に時間を使うことをお勧めします。

4. もしまた転職になっても困らない

困らない

転職して人間関係が上手くいかなかったり、職場環境が合わなかったりと、必ずしも肌に合うということはありません。せっかく新たな業界に転職できたのに、諦めたくはないはずです。

ご安心ください。

早期転職をしたとしても、IT業界はウェルカムな企業が多いです。その理由は上記でもお伝えした通り、「人材不足」です。業界初心者の方であればあるほど、企業は伸び代を期待し採用してくれるはずです。実際に、大手メルカリで就業している人の60%は中途採用です。

業界初心者であればあるほど、大手に転職することをおすすめします。手厚い研修制度を持っているのは間違いありません。大手で1年〜2年働き、年収の高いベンチャー企業に転職するというのも一つの手です。

転職に失敗したからといって、IT業界を諦める必要はありません。次々と挑戦していき、ステップアップしていきましょう。

5. 独立がしやすい

独立

IT業界は、他の業界と比べても独立がしやすいと言われています。その理由は、ITスキルを持った人材そのものの市場価値が非常に高いこと、ITスキルがあれば組織に属さずとも個人で仕事を受注することができます。

多く見られる事例として、プログラマーやWebマーケターなどがあります。特定のプログラミング言語を習得できれば、フリーランスエンジニアとして独立ができます。企業でWebマーケティングを習得した後にフリーのWebマーケターになる人がいます。

また、業界参入コストも少なく起業する人も多くいます。Web関連であれば、パソコン1つあればHP制作、アプリ開発、システム開発とできることは多くあります。どれも、仕入れ値などはかからず、利益率がほぼ100%で入ります。

こういったことから、ITスキルを身につけることができれば、インターネット環境とパソコンで仕事ができます。高年収を狙いながら、無くならないスキルを身につけることができるのは、IT業界です。もし、転職を考えているのであれば、IT業界をおすすめします。

まとめ

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これからIT業界に就職・転職するメリット5選はいかがだったでしょうか。

高年収を狙えるチャンスが多くワークライフバランスを安定させられ、手に職を身につけることができるのは、IT業界ならではないでしょうか。

「自分にできるのかな?」、「パソコン苦手だしな。」そう思っている人も多いと思います。

大丈夫です!
IT業界には50以上の職種があると言われています。きっとあなたに合う、IT業種があるはずです。悲観することなく、まずは自分に合う職種を調べてみましょう。

あなたの就職・転職がうまくいくことを心から願っています。
お役立ちになる情報があれば幸いです。是非、参考にしてください。